海外のグラフィックファシリテーターの文具談義に触れる機会がありました。多くを占めるアメリカベースの方にはカッターなどの「切る文具」がホットトピックだったのはお国柄だなあと。日本ではあらかじめカットされた模造紙を使うことが多いですが、諸外国ではロール紙を切って使うことが多いという事情がありそうです。
模造紙主流の日本でも、小さなはさみを道具一式の中に入れておくと重宝します。テープを切るのに便利ですし、ちょっとした紙工作をグラフィックに貼り付けて演出するのも楽しいもの。

これは順位発表に合わせてメダルっぽいのを貼ってみました。あ、お菓子の袋を切るのにも便利ですね。
フィットカットカーブ ツイッギー
では商品のご紹介。まずは愛用品の「フィットカットカーブ ツイッギー」。


なんといっても切れ味がいいし楽なのですよね。ベルヌーイカーブ刃、おそるべし。自宅のはさみも全部買い換えてしまいました(キッチンばさみも!)。キャップをとればすぐ使えるし、片手で刃の解放・ロックが簡単にできるのがポイント高いです。
しかし、使い方が荒かったのか初代は切れ味が悪くなってしまい、この写真は二代目です。なぜディズニー柄か、それは安売りしていたから。
ペンカット
ツイッギーの前に使っていたのはレイメイ藤井の「ペンカット」。ただこちらは持ち手を引き出すワンアクションが手間に思えてファシリテーションの現場では使わなくなってしまいました。今は会社置きのハサミです。ペンケースに入るので重宝しています。


その他いろいろ
スムーズに利用することを考えると、サンスター文具の「スティッキール」もいいのかな。
USの皆さんはカッターが主流みたいです。素早くロール紙を切り取るにはカッターのほうがいいのかもしれません。
紹介されていたのは3Mのペーパーカッター。
カバーの間に紙を挟んですーっとスライドする方式。これで大きなロール紙をぴーって切るのを想像するとなんだか楽しそうですよ! ロール紙を使う機会があれば買っちゃうかも。
もう一つ、OLFAのタッチナイフをオススメしていた方もいましたね。ロングセラーの懐かしさ。
いずれにせよ「切る」文具をひとつ持っておくと工夫の幅がひろがるのでオススメです。