スケッチノートを持ち歩くあなたへ、KOKUYO Drawing Plus

コクヨ ドローイングプラス 03_ファシリテーション文具案内

女性用お仕事用バッグで「A4が入る」といううたい文句のものがありますが、少しファッション性の高いデザインだとぴったりぴちぴちになりませんか。入るには入るけど、あまりにぴったりサイズでA4ノートとポーチやら財布やらを入れたらファスナー閉まらないし! などと思うのは荷物がやたら重い私だけでしょうか。

当ブログをお読みの方でしたら例えば会社帰りにセミナーなどに寄って、そこでスケッチノートを描きたいと思うことも多いのでは。個人的にはスケッチノートは少し大きめが好みなので、これまではマルマンのクロッキーブック(SMサイズ)を使ってきました。

紙質最高で表紙を折り返して膝の上でも描ける……と素晴らしいものなのですが、唯一の弱点はA4版よりも一回り大きいために通勤バッグに収まらないことです。

そんなときに発見したのがこの夏に発売されたばかりのコクヨ「Drawinig Plus」。かわいらしいデザインで気軽にスケッチを楽しもうというシリーズのようです。このうち「Duplex Croquis(クロッキー帳)」はA4ジャストサイズ。どうにかふだんの持ち物+このノートがバッグにフィットしております。

Drawing Plus – コクヨのえほん

描いてみた感想は、基本的には快適です! 小回りのきくサイズ感に、表紙折り返し可能。表紙のデザインもかわいいし、本文用紙は96枚とたっぷり、マルマンクロッキーと遜色ない。これはスケッチノート向きのノートとしてありだと思います。

ただ、本文用紙は描く筆記具を少し選ぶかもしれません。
いつものように主線「ステッドラー ピグメントライナー」+色塗り「プロッキー」か「Neuland」で描くと、主線がにじんでしまいました。
↓虫眼鏡のあたりとか、「Macroにみる」人のあごのあたりが黒インクを引っぱっています。

コクヨ ドローイングプラス

これまでステッドラーがにじんだ経験はほとんどないので、やはり用紙との相性と言えそうです。

同じシリーズから発売されているドローイングペン+ドローイングマーカーで描くとこんな感じです。

コクヨ ドローイングプラス

ドローイングペンは万年筆インクのようにロイヤルブルーやセピアなど色が豊富なので、ぜひこれで角芯(「斧型」みたいな)が欲しいところです。
ドローイングマーカーはテキストサーファーゲルみたいな感触で。私はいまいち使いこなせないのだけれど、パイロットのゲルマーカーが好きな方なら相性良さそうです。

筆記具の組み合わせは考える余地がありそうですが、このサイズ感はとても魅力です。バッグ問題にお悩みの方は一度お試しを。

最近はマルマンクロッキーブックの「SQ」サイズを愛用していたりします。

この項目は、2017年12月31日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。

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