Eテレでデーモン閣下とふせんの使い方を学ぼう:『しまった!』はWebでも見られます

ふせんでアクティブラーニング 03_ファシリテーション文具案内

「ふせんの使い方を教えてくれるEテレの番組がある」と聞いてさっそく調べてみましたら、デーモン閣下がアクティブラーニングの進め方を伝授してくれていました。

エラー - NHK

教育番組なので、過去の放送もすべて解説付き、無料で閲覧可能です。フレームワークまで教えてくれて、10分間にコンパクトにまとまっています。さすがEテレです。

「ふせんで情報を整理するときのポイント」

  • キーワードで情報を書く
  • ふせんに書く情報は1枚に1つだけ
  • ふせんの中からグループを見つけだす

大人でも、ふせんについつい文章を書いたり、一枚にいくつものポイントを書いたりってやってしまいがちですよね。このようなふせんの使い方を小学生のうちから身につけておけば、将来楽しみです。

「アクティブラーニング」という言葉はちょっとバズワード感が強くて、学校大嫌いだった私にとっては懐疑的に見てしまう面があります。でも、本質的には必要な取り組みだと思うのでぜひよい方向に進めて欲しいと思います。先生だけではたいへんすぎるから、社会でサポートできたらいいですね。

当ブログ的補足

番組のご紹介だけでは何なので、ファシリテーション文具エバンジェリスト的補足を少々。

筆記用具は太めのものを使おう

1枚のふせんにたくさんの情報を詰め込んでしまう理由の1つは「細字のペンを使うこと」。太字で書けば、自動的に1枚1キーワードが達成できることも多いのです。道具1つで意外と変わるものですよね。

この番組ではぺんてるのサインペンを利用していますが、それでもこれだけ書き込んでしまいます。一人1本ペンを支給するとき、予算の関係でぺんてるサインペンやラッションペンを選びがちだけれども、できたらプロッキーor紙用マッキーにしたいですね。それも、「細字側を使うのは禁止!」くらいに縛りを設けるくらいでちょうどいいです。ホントに。

もちろん、これは一般的な話で、できるならばその人の特性に合わせる対応もしたいところ。

ふせんは消耗品であることを伝えよう

物を大切に使うことはもちろん大切ですが、それぞれにちょうどよい密度があるのだという感覚も子供のうちから身につけておけるとよいなあと思います。ふせんはどんどん使う物だから、もったいなくないよ! 裏まで使わなくていいんだよ! と強調してから授業に入るのもありなのでは。あるいは、グラウンドルールとして掲示しておいてもいいくらいではないでしょうか。
子供にとって「もったいない」「無駄にするな」の呪縛は意外に強いような気がします。

そして今回のお買い物コーナーは、お徳用をご紹介します。

この項目は、2016年12月24日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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