今どきは「肌色」って言わないんですよね。
かつて「肌色」と言われていた色は、今は「うすだいだい(プロッキー)」「ペールオレンジ(紙用マッキー)」などと呼ばれています。肌の色はみんないろいろなんだから、あの色だけ「肌」なのはおかしいだろうということで。リンク先の記事がよくまとまっていますね。

このリンク先では「イタリア製の12色の肌色色鉛筆」が紹介されています。これですね。
そんな多様な肌色を表す製品が今年、Neulandにデビューしました! その名も「Friends」。

全5色、薄い色から濃い色までバランスよく揃っています。「Friends」セットと名前がついていますが、特にセット売りというわけではないので805、806、807、808、809の5色をそれぞれお買い求めください。

EuViz2018ではこの新製品を使ったお試しワークショップにも参加してきました(上の写真)。このセッションはヨーロッパの人、エチオピアからの人、そして日本人の私と参加者の人種バランスもよかった。
今なぜスキントーンの「Friends」なのか? と言えば、それはもちろん世界の人々が国境を越え、交流し合い、いっしょに何かを成し遂げていく時代だからだと思います。
でもね、東アジア人としてはこの色のラインナップ、ちょっと足りない……という気もしなくもないのです。808がわりとピンク味があって近そうなんですが、うーん、もう少し黄色味も欲しい。まだまだ、プロッキーのほうが東アジアの肌色っぽい。あの色がBigOneにあれば! と切に願うのです。

ただ、ダイバーシティをほんとうに考えるなら、別にそこまで厳密な色も必要ないのでは? という気もするので、最近は東アジア人の肌は808で塗っています。
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