海外のホワイトボードマーカーがカラフルな理由、わかったかも? EXPO Dry Erase Marker

EXPOホワイトボードマーカー 03_ファシリテーション文具案内

ホワイトボードマーカーは英語で「dry erase marker」といいます。から拭きで消えるマーカーくらいの感じでしょうか。本エントリでご紹介するのはアメリカの「EXPO」という、SharpieとおなじくSanfordのブランドのホワイトボードマーカーです。

EXPOホワイトボードマーカー

EXPOホワイトボードマーカー

なんと12色入り。お店では12色までしか見かけませんでしたが、メーカーサイトによるとなんと全17色だそうです。

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パイロット「ボードマスター」グローバルモデルからみる世界ホワイトボード事情
マレーシアでは日本メーカーの文具が多く売られており、おなじみのものがたくさん並んでいます。しかし扱われているのはほとんどがグローバルモデルで、ちょっと見慣れないものもあるのです。その中でも目を引いたのはおなじみのパイロット・ボードマスターでした。

しょせんホワイトボード、そんなに色数必要でしょうか。と以前の記事にも書いて、そう思っていたのですがどうやらアメリカではホワイトボードマーカーは学用品的な位置づけでもあるようです。サイトを見たらそんな気がしてきました。

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先生のためのTIPS紹介など、まさに教育用な雰囲気のサイトコンテンツです。それならばカラフルなのも納得ですね。書いて消して、ができる昔の石版からの系譜なのでしょうか(?)。たしかに、お店でも学用品のあたりに置いてありました。隣にクレオラのホワイトボードマーカーもありました(ホワイトボード用のクレヨンと、一般的なホワイトボードマーカーがありました)。

さて、書いてみたらどんな感じか。例によって雰囲気だけどうぞ。

EXPOホワイトボードマーカー

Neulandは青・緑が多いのに対し、EXPOは寒色系・暖色系バランスよくそろえている感じですね。「パンプキン」という色があるのは、アメリカだなあと思いました。きっとハロウィンには教室のホワイトボードにカボチャの絵を描くんでしょう笑

ところで、この商品の正式名称は「EXPO dry erase low odor」。におい控えめタイプ……? うちにあるホワイトボードマーカーの中でいちばん溶剤のにおい強いですけど……アメリカのマーカーってもしかしてもっとにおうのか……。

参考:Neulandのホワイトボードマーカーについて書いた記事です。

ホワイトボードマーカーはどのぐらいカラフルであるべきか:Neulandのホワイトボードマーカー13色
日本国内でふつうに流通しているホワイトボードマーカーは黒・赤・青・緑・橙の5色。ただ、世界に目を向けてみるとホワイトボードといえどももう少しカラフルなようです。Neulandも13色ものホワイトボードマーカーを販売しています。
Neuland ホワイトボードマーカーで描いた絵

Neulandホワイトボードマーカー使用例(グレーが必要)

この項目は、2018年5月11日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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