模造紙・カードのお助けグッズ:コクヨのひっつき虫(ダイソーの類似製品も)

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模造紙を掲示するとき、壁紙や塗装の形状・材質によっては養生テープやマスキングテープがつきにくいこともあります。そんなときのお役立ちグッズが「ひっつき虫」というゴム製の粘着剤。40年の歴史を誇るロングセラー製品なので、使ったことがある方も多いのでは。

しっかり貼れてキレイにはがせる粘着剤 ひっつきシリーズ|コクヨ ステーショナリー
しっかり貼れてキレイにはがせる粘着剤ひっ...

以前はスティックのりで有名な「プリット」ブランドで売られていましたが、今はコクヨブランドになりました。プリットってもともとドイツの接着剤ブランドで、それをコクヨが売ってたのですよね。2017年からプリットの販売会社がプラスに変わって、ひっつき虫は「プリット」ブランドではなくなりました。ひっつき虫だけコクヨに残ったということは、独自開発製品だったのかな。

コクヨの「プリット スティックのり」が12月末で販売終了 来年からは新たなメーカーからのラインアップで
2017年からはPLUSより販売されます。
ちなみに「プリット」の製造元は「ヘンケル」という会社ですが刃物のメーカーとは違いますよー(刃物は「ヘンケルス」)。

ちぎって練り消しのようにもんで使います。1パックが330円(メーカー希望小売価格)なのでちょっと高い気もしますが、はがせば何度も使えますのでコストパフォーマンスはよいのかなと。

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このひっつき虫、模造紙を貼るだけではなくてこんなふうにカードなどを貼っておくのにもとても便利。
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マスキングテープよりも紙を傷めにくいので、何度も使う小道具を貼るのに安心です。ファシリテーションでは「掲示」ってとても有効なので、いろいろ工夫のしがいがありますね。

ところで、写真の青いほうは100円ショップのダイソーで売られている「粘着タック」。グラフィック仲間に教えていただきました。100円ショップで買えたらとてもお得で便利です。ということで、使ってみました。

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粘着力はひっつき虫と遜色ないように感じました。色が濃いので、壁につけたタックを最後に取り忘れないのはとても便利です。

ただ、その色の濃さがあだになって、紙にうっすら青色が移ってしまったことがあるんですよね。模造紙のほうなら少しくらいかまいませんが、壁紙に色移りするのはとても困ります。最悪、会場出入禁止の危険も……。この問題がなければとりあえず利用に問題なさそうなので、残念(長期間貼ったままにして、色素や油分?が移ってしまう問題は未知数)。

一度買えばかなり長持ちするものなので、お金で安全を買う選択もありかなと思います。

ともあれ、道具バッグにひとつ入れておいて損のないお助けグッズですよ。

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