なんだかルー語なタイトルですが、壁一面がホワイトボードになっていてバランスボールライクなチェアーが置かれているスペース(なぜか部屋と言わない)のことを話すとルー化するのはなぜでしょう。
4月の日本ファシリテーション協会(FAJ)関西支部定例会は、京都工芸繊維大学内のそんなイノベーティブなスペースをお借りして開催されました。こちらはCOC事業に取り組む「地域・社会連携室」の施設です。
壁がそのままホワイトボード、素敵でしょう。「ここに住む」と口走りました。こうなるともう「工繊大」なんて略さない。「KIT」って言う。
この部屋で目を引くホワイトボードとブラックボード。このスペースの活用について考えることがワークショップのテーマだったこともあり、テンション上がりまくりでいろいろ見て回りました。だって、いきなり見慣れないマーカーとマーカー立てを見てしまったので。
マーカーとクリーナーは「Ideapaint」というアメリカのブランド。壁をホワイトボード化する塗料で、そのボードの純正オプションです。

マーカーの書き味はねー……ちょっとインク切れ気味だったので評価しにくいです……。ワークでは、私はボードマスターを使いました。一応、代理店のサイトではマーカーに対する注意点も書いてありましたが、中国製とか100円ショップをさりげなくDisっているのが。笑。
純正以外のマーカーを使用する際には、 あらかじめ消去テストを行ったうえでお使いください。
種類の異なる商品の併用はお避けください。
相性の悪い商品 (一例)
油性マーカー 蛍光色マーカー 中国製マーカー 100 円ショップ商品 他
ホワイトボード盤面の感触は一般的なものと遜色ありません。イレイザーは一般的なものではなくマイクロファイバークロス指定なので、やや傷つきやすいのかもしれません。そんなわけで専用のクリーナーも用意されていました。たぶんいつもみたいにアルコールで拭いたら傷むんだろうな……そして、クリーナーは「キュウリの香り」。謎。
ブラックボードのほうは試す機会が少なかったのと、やっぱりマーカーのインクが切れ気味だったのでなんとも言えないのです。消耗品のお値段や入手しやすさってほんと大事。たぶん、市販品のきちんとしたものを選べば利用に問題ないと思うので、たっぷりとマーカーを用意してここで遊び、いや学びたいです。いろいろ活用できると思うんだー。
しかし、ボードに貼り付けている「Y-gaya!Wall」のペントレーが便利なんだけどあまりに整い過ぎていて、普及品のペンを寄せ付けない雰囲気になっている気がしないでもない。これはこれではじめはテンションの上がる案件だったんですけど、後で「Y-gaya!Wall」の施工例を見ているとなんだか無個性に思えてきてね。

なんかどこも似た感じ……。全面ホワイトボードと個性的なインテリア、両立すると思うんですけどね。