第62回 神戸オフィスフェア(2017年)に行ってきました

神戸オフィスフェア2017 03_ファシリテーション文具案内

2017年、第62回を迎える神戸オフィスフェアは1月26日(木)に三宮の神戸サンボーホールで開催されました。

今年のテーマは「文房具〜真〜発見!」。プロモーション動画を作って市内有数の商店街・三宮センター街で流しているなど、一般の方にも力強くアピールしていました。そのせいか、終業後に訪れたらとてもたくさんのお客様でなかなかの大盛況でした。

http://bungu.org/office-fair2017/

今年の全体的な印象は、各社ともシャープペンシルにとても注力しているかんじ。芯が折れにくいシャーペンが揃っているんですよね。シャーペンというと学生の、勉強用の筆記用具のイメージが強いですが、少子化でもそこに資源をつぎ込んでいくんだねーと感じました。大人も勉強するときはシャーペン派の方が多いのかな(私は万年筆とか、ボールペンなのです)。ゼブラの営業さんには「芯を折るつもりで、横向きに力を入れて書いてみてください!」と挑戦を受けました笑。当然デルガードの勝ちですよねえ(ウチにもありますよ)。

さて、ファシリテーション文具です。私が見て回ったなかでは、次の各社に気になるものがありました。

スリーエムジャパン

当然のお名前ですね。今年力を入れているのは「@!テープ(あっとテープ)」やポップアップタイプのポストイットなど、ややパーソナルユース寄りの商品が多いようですが「ミーティング・ソリューション」は健在。イーゼルパッドの価格をあと1000円下げる! と言ってくださった営業某氏の言葉を私は忘れませんよ……いっしょに頑張りましょう……。

3Mさんで夢のようなワークショップを受けてきた:ミーティングソリューション
スリーエムジャパンさんの大阪支店で「ミーティングソリューション」のワークショップに参加させていただきました。ミーティングソリューション、要約すると「3M製品をがんがん使うフレームワークでどんどんアイディア出しちゃおう☆」会議といったところでしょうか。

寺西化学工業

アクアテックツインを展示していました! オフィスフェアでファシグラマーカーを見たのは初めてだったので感動。補充用インキが入手しにくいとご相談したところ、大手文具店に取り寄せを頼んでください、とのこと。100円ぽっちのものでも、大丈夫みたいですね。営業の方曰く「発色と耐光性には自信があります!」だそうです。たしかにアクアテックツインのインクのつやは耐光性がありそうです(理屈は分からないのですが、経験的に)。

「マジックインキ」のファシグラマーカー・「アクアテック」を全色揃えてみました
寺西化学工業の「アクアテック」。柔らかでスムーズな書き味と、チューリップみたいなデザインがステキな水性顔料マーカーです。思い切って(?)全13色そろえてみました。

プラス

ホワイトボードなどの大物がメインなので私のような個人には手が出ないのですが、「ミーティングツール総合カタログ」をいただきました。「ミーティングツール」というくくりでカタログを作っているところに好感度アップです。

ホワイトボードなど会議のツールなら-プラス株式会社 ビジョン事業部(PLUS Vision)
プラス株式会社ビジョン事業部は、ホワイトボードやコピーボード(電子黒板)を中心とした電子光学機器など、会議で役立つ備品・ツールを開発・販売するメーカーです。

ぺんてる

ホワイトボードマーカー「ノックル ボードにフィット」はかなり推しアイテムのようでした。細〜中字の試し書きもさせていただきました。

神戸オフィスフェア2017 ぺんてる

書き味は中〜太字と同じで、ペンのコントロールがしやすいです。細めの字幅が出たことで、使える場面に幅が広がりました。ホワイトボードは滑って書きにくいと思われている方、ぜひ一度試してみてください。

「ぺんてるノックル ボードにフィット」筆ペンっぽいホワイトボードマーカー
ふだんは平芯派ですが、筆ペンのようなホワイトボードマーカーが発売されたと聞いてさっそく入手してみました。もしかしたら、ホワイトボードが苦手な人の救世主になるかもしれません。

積水化学工業

なんと養生テープをどーんと推し。「スマートカットテープ」というカラフルな養生テープです。こちらはとても気になったので購入してレポートします!

神戸オフィスフェア2017 積水化学工業

と、終業後の2時間程度ではとても回りきれないボリュームのイベントでした。お話しさせていただいた各社の営業マンさんとも、推し商品を熱く熱く語ってくださって、愛を感じました。たぶん一日でもいられる……来年は休みとるか……(?)。

お客さんの熱気もなかなかで、どうやら学校関係者の方も多く来られていた様子。学校といえば、そう、これからはアクティブラーニング。(前も書きましたが)この言葉自体には私は懐疑的とはいえ、ファシリテーション文具が普通で必須のものになるチャンスといえる流れです。たぶん、文具業界がこれから進むべき方向の1つではないかと今年も思いを新たにいたしました。なにとぞよろしくお願いいたします。

そして、各社のくださるサンプルが大盤振る舞いすぎる件。

神戸オフィスフェア2017

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この項目は、2017年2月5日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。

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