前回はISOT会場でMagic Whiteboardを試したことについて書きました。

その際サンプルをたくさんいただき、家でじっくり試すことができました。
いただいたのはA4版の「Magic Whiteboard」とふせんサイズの「Magic Stickynote」。サンプルというか、これは製品版をそのままくださったのでは。
まずは、A4版のほうから。
使用したマーカーはパイロットのボードマスターS極細です。
我が家の壁紙は写真でもおわかりのとおり不規則にデコボコしているデザインですが、しっかり貼りついていて描く・消すどちらも支障ありませんでした。
そしてふせんタイプです。
こちらはボードマスターS極細と付属のマーカーで書き比べ。付属のマーカーのほうがやや太い字幅です。綺麗に文字を消せるのはボードマスターでした。やはりパイロットおそるべし。
さて、このMagic Stickynoteのような「静電気で貼り付けるふせん」は他にも売られています。例えば、ダイソーで買えるこの「静電気でつくふせん」。表面がつるつるしていて、もしかしてこれもMagic Stickynoteと同じものかもしれないと、ホワイトボードマーカーで書いてみました。
おわかりになりますか? マーカーで書いたところのピンク色が削れています。
ホワイトボードマーカーの溶剤(アルコールベース)が表面の色を溶かしてしまうようです。油性マーカーで書いてはいけないようです。
実はNeulandにも「Slickynotes」という、静電気で貼り付けるタイプのカードが売られています。
こちらは色つきの表面には油性マーカーまたはOutliner(顔料マーカー)で書きます。裏面はホワイトボードマーカーで書くと乾拭きで消すことができ、まさにホワイトボードシートとして使える製品です。
静電気式は貼り替えなどの扱いにくさが苦手であまり深く突き詰めたことがなかったのですが、こうしてみるとさまざまな製品がありますね。今のところ「こういう使い方が面白そう!」というアイデアが思い浮かばないのですが、Magic Stickynoteはホワイトボード的な使い方ができるふせんとしてストレスなく使える機能性があると思います。何か思いついたらワークショップなどで使ってみたいと思います。