日本メーカーのファシグラマーカー(ほぼ)全色の色比べしました

ファシグラマーカー 03_ファシリテーション文具案内

ファシリテーショングラフィックに向いた紙用のマーカーを個人的に「ファシグラマーカー」と呼んでいます。条件はこんな感じ。

  • 水性であること
  • 顔料系であること
    (上記は裏移りしないこと、という条件)
  • 太字(平芯)で書けること
  • 日本でふつうに入手可能であること

日本メーカーの商品では4種類がこの条件を満たしていると思います。残念ながら、外国メーカーの製品は入手がめんどうなのでこの記事からは外します。

プロッキー(三菱鉛筆)

紙用マッキー(ゼブラ)

ゼブラ 水性ペン 紙用マッキー 10色 WYT5-10C
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アクアテックツイン(寺西化学工業)

マジック 水性ペン アクアテック 12色 MAQ50C-12
寺西化学
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ピグマックスツイン(サクラクレパス)

サクラクレパス 水性ペン ピグマックスツイン 12色 ZPK-T12
サクラクレパス
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この4種のファシグラマーカー、単純に好奇心で買いそろえていったらほぼ全色そろってしまいましたので、どうせならとカラーチャートを作ってみました。例によってiPhone撮影なので正確な色ではありませんが、それぞれの雰囲気の差を感じてみてくださいね。

ファシグラマーカー カラーチャート

「ほぼ」全色、と書いた理由は、ここに揃っていない紙用マッキーの蛍光色5色です。これはすでにメーカー廃番になっており、店頭にデッドストックがあれば手に入る、くらいの感じ。単品での入手は困難だと思います。紙用マッキー20色セットがあればそれに含まれています。私はどちらかと言うとプロッキー派なので、その5色のためにマッキー在庫倍にするのも……と思い、あきらめています(プロッキーの蛍光を使った感触では、ファシリテーショングラフィックに蛍光色はいらない気がしています)。

蛍光プロッキー

さて、総評です。ピグマックスツインは不透明調なので色が大きく異なります。特に緑系の差が顕著ですね。グラフィックレコーディング指向の方は、ピグマックスツインをサポートの色として1セット持っておくといいかもしれません。

他の3種類は同色でも色合いがもちろん異なるのですが、こちらは好みの問題かと思います。傾向としては「プロッキー=透明感あり」「紙用マッキー=明るめ」「アクアテックツイン=こってりくっきり」という感じです。これはカラーチャートの実物を見たほうがいいですね。どこかに出没するとき、事前にお声がけいただければ持って行きます(FAJ関西支部の定例会が高確率です)。

どれかを選ぶなら「プロッキー/紙用マッキー/アクアテックツイン」はペン先の好みも合わせて好きに選べばよいと思います。よく見るとこのカラーチャート、紙用マッキーの線ががたがたですがそれは私の書き癖が合っていないからです。こんなふうにファシグラマーカーに限らず筆記具は「合う・合わない」がありますので、またワークショップでもできればなあと思っています。

ご参考

プロッキー:スターターは10色セットを買うべし
ファシリテーショングラフィックの世界で、もっともよく使われているマーカーは三菱鉛筆の「プロッキー」ではないでしょうか。では、ファシリテーショングラフィックを始めよう、と思ったとき、スターターキットとして適しているのはどのセットなのでしょうか。
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日頃ファシリテーショングラフィックにはプロッキー15色を愛用している私ですが、このたび紙用マッキーをこれまたどどーんと15色入手いたしました。まずは落書きにて、双方のペンの特徴をご案内いたします。
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寺西化学工業の「アクアテック」。柔らかでスムーズな書き味と、チューリップみたいなデザインがステキな水性顔料マーカーです。思い切って(?)全13色そろえてみました。
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この項目は、2016年9月6日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。