nu boardにする?Butterfly Boardにする?モバイルホワイトボードを考える

バタフライボードとnu board 03_ファシリテーション文具案内

みなさん、もちろんMyホワイトボードマーカーと持ち歩くモバイルホワイトボードはお持ちですよね? と煽ってみる。先日のワークショップでは意外と皆さんご存じなかったので、今日はノートタイプのモバイルホワイトボード(今名付けました)について書きます。

ワークショップの様子はこちらです。

ホワイトボードマーカーを使い倒すワークショップを開催しました
さる8/27、大阪のフューチャー・ファシリテーション・カフェでホワイトボードマーカーを使い倒すワークショップを開催しました。ファシリテーション文具を楽しみつつファシリテーショングラフィックやってみる会は、たぶん界隈初のアプローチ。

私が使っているのは「nu board(ヌーボード)」と「Buttefly Board(バタフライボード)」です。これ以外にノートタイプのホワイトボードがあったらぜひ教えてください。

この記事は2016年9月現在の情報に基づいて執筆されています。

nu board

ホワイトボードノート nu board – 欧文印刷株式会社

モバイルホワイトボードブームの火付け役。サイズがいろいろ揃っていて、用途に合わせて使いやすい。

ホワイトボード性能もばっちりです。透明フィルムが字のこすれを守りますし、コピーをとるにも反射を押さえられます。

nu board

一方、リングノートタイプなので、持ち歩きはややかさばります。
カバーの透明フィルムがちょっと汚れをためこみやすいかなー。と思いつつも、普通にアルコールでがんがん拭いています。無事です。水拭きで消せるマッキーの跡もちゃんと落ちました。

水拭きで消せるマッキー:フレームワークの練習に使えるかも?
ガラスやプラスチックなどのつるつるした面に書くと、ぬらした布やウェットティッシュなどで拭き取ることができる水拭きで消せるマッキー」。ファシリテーショングラフィック的にどうなのか、紙とホワイトボードで調べてみました。

書きやすさはnu boardです!

Butterfly Board

バタフライボード公式 “Hello, idea”®
アイデアに出会う道具を開発する ”ひとりメーカー”
現行は上記Amazon.comへのリンクで示した改良品の「Butterfly Board2」が販売されています。この記事は初代Butterfly Boardについてレビューしています。

こちらはとてもおしゃれ&広げればA2までスペースを拡張できる新しいモバイルホワイトボード。はじめはクラウドファンディングで製品化し、今はAmazonなどで購入できます。

バタフライボード

ジョイント部分は磁石で、かなり強力にくっついています。しかも薄い! 8面あるのにほんとうに薄い!(nu boardも8面です)私は会社の机に入れて、ヒアリングの時などに持って行っています。

バタフライボード

ただ、ボードそのものの品質はnu boardに比べると少し見劣りするかな。ベース(紙のようです)が反ってしまったり、インクをはじいて書くときちょっとストレスになることも。インクのかすれ、分かるでしょうか。

バタフライボード

もちろん、基本的な使用にはちゃんと耐えています! 薄さを求めるならButterfly Boardです。

付属のマーカーについて

どちらの商品も「パイロット ボードマスターS 極細」が付属しています。

以前nu boardには「パイロットホワイトボードマーカー 極細」(中綿式の)がついていましたが、こちらのイレイザー付きが廃盤になってしまいました。
正直、「ボードマスターS」は極細でもA4に対しては少し太いので不便だと感じることがあります。私は「パイロットホワイトボードマーカー 極細」(イレイザーなし)を別に買って使うこともあります。

nu board用の超極細マーカーも売られていますが、一般的なホワイトボードマーカーとは性質が異なるので用途に合わせて選んでください。

筆記具メーカーさんはモバイル用の位置づけでホワイトボードマーカーのマーケティングを考えてみてもよいのではないかと思います。

この項目は、2016年9月1日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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