ホワイトボードマーカーはどのぐらいカラフルであるべきか:Neulandのホワイトボードマーカー13色

neulandホワイトボードマーカー 03_ファシリテーション文具案内

身近な会議室に備え付けられているホワイトボードマーカーの色バリエーションはどのくらいでしょうか。

だいたいは、黒・赤・青の3色でしょうか。もしかすると、3色あるって優秀なほうかもしれませんね。黒と赤だけとか、場合によっては赤しか置かれていないなんてことも珍しくありません。

日本国内でふつうに流通しているホワイトボードマーカーは黒・赤・青・緑・橙の5色。このセットを揃えているのがパイロットの製品なので、どこでもわりあい入手しやすいと思います。逆に「パイロットしかこの品揃えをしていない」ともいえるのですが……。国内メーカーでオレンジがあるのは、あとはキットパスくらいじゃないかなあ。キットパスはちょっとポジショニングが特殊ですよね。

ホワイトボードにクレヨンの味:キットパス ホワイトボード用
日本理化学工業の「キットパス」にホワイトボード用が仲間入りしました。オリジナルのキットパスもホワイトボードに書いて消せるそうですが、こちらはマイクロファイバークロスを使ってから拭きで消せるそうです。どんな用途に向いているか、試してみました。

多くの国内メーカーは黒・赤・青(プラス、あって緑)というラインナップなので、まあ3〜4色あれば事足りるという考え方なのかもしれません。そういえば、先日「スタイルフィット」に入れる5色を一所懸命考えたら結局ボードマスターの配色になったので、これで必要十分な気がしますね。

スタイルフィット

世界に目を向けると、ホワイトボードはもう少しカラフルなようです。
例えば、以前ご紹介したステッドラーのホワイトボードマーカーは、基本5色に加えて紫もセットになっています。

台湾最終話:ステッドラー ルモカラー ホワイトボードマーカーは6色セット!
台湾ファシリテーション文具探訪シリーズも最後となります。 今回は、懐かしい雰囲気の文具&本屋さんでちょっと珍しいホワイトボードマーカーを発見した話。日本であまり見かけないステッドラーのホワイトボードマーカーが売られていました。

先だって訪れたマレーシアでは、なんとシヤチハタの紫とピンクも発見しました。

シヤチハタ ホワイトボードマーカー 海外仕様

この色、国内では売られていないんですよねえ……。

くっきりはっきり!シヤチハタ「アートライン潤芯 ホワイトボードマーカー」のポテンシャルに期待
シヤチハタといえばネーム印という印象ですが、ホワイトボードマーカーも作っています。シヤチハタと聞くだけでなんとなくくっきりしたインクなのではと妄想してしまい、購入して試してみました。

なんとなく、世界はもっとカラフル。

ならば、というわけで、カラフルなファシグラマーカーの最高峰・ドイツのNeulandからホワイトボードマーカーを購入いたしました。

Access denied

neuland ホワイトボードマーカー neuland ホワイトボードマーカー

その数なんと13色。

とってもカラフルでテンションあがる! のですが、写真内のボードにも書いているように字としての視認性が「それはどうなの」という色もありますね。特筆すべきは青系のバリエーションでしょうか。なんとなく、このこだわりがヨーロッパっぽい気がします(万年筆からの思い込み)。

先日は看板を描いてみました。

Neuland ホワイトボードマーカー

やっぱりイラスト向きということでしょうか。ちなみにこの看板、Instagramのアイコンが好評でしたが、実は国内で買えるマーカーだけでも再現可能ではあります。

Neulandのホワイトボードマーカーはもちろんインク補充可能です。ただ、リフィルインクは可燃性の危険物に該当するため日本からは購入できません。

で、結論ですが。
「今夜も生でさだまさし」のホワイトボードって、5色だけで描かれてるんですよ。普通のホワイトボードマーカーだけで、あのクオリティなのです。

今夜も生でさだまさし
ミュージシャン・さだまさしさんが、ラジオのディスクジョッキースタイルで送る生放送トーク番組。 さださんが豊富な知識と経験、幅広いネットワークを使って、視聴者から寄せられた質問や悩みにこたえていきます。 リスナーとパーソナリティーが織り成す、温かくて深い人間味あふれるラジオの世界をテレビで実現します。 さらに、突然生ライ...

ホワイトボードマーカーって、インクの消費も激しいし……国産で充分です、とここでは申し上げておきます。

↓ 5色どうぞ。

この項目は、2017年1月11日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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