イライラしないホワイトボードマーカー:もしかして私も3Dプリンターに走るのか?

non_irritated_wbm_01 03_ファシリテーション文具案内

こんなものを試作された方がいらっしゃいます。イライラしないホワイトボードマーカーですって。

当たり前を更新する、文具のデザイン
このプロジェクトは、文具の作り手であるコクヨが、使い手でもあるデザイナーやエンジニアの皆さんと一緒に「当たり前を革新する文具」を創りあげるものです。これまではメーカー(作り手)とユーザー(使い手)は交流に乏しく、作り手が作ったものを使い手は購入して使うだけ、という一方通行の生産-消費プロセスでした。これからは使い手であ...

実際に3Dプリンターで試作品を作られたようですよ。すごいね。
私の愛用品「パイロット・ボードマスター中字平芯」対応で試作されているところを見ても、実際にファシリテーターとしてお困りで、それを解決しようと作成した実用品の香りむんむんです。素敵。

インク残量センサーは大げさかなとか、横並びではペンの抜き差しで隣のペン軸を汚しそう(気になるタイプ)とか、そもそも結構な重量になりそうで、ペンの取り出し時に手首のスナップが必要になりそうな今の形状はしんどそうとか、個人的に「今のまま、あるいは踏襲」だったらそれほど欲しくないかな……という感想ですが、「ファシリテーター目線」「ワークショップ目線」の文具デザインがメーカーの目に触れようとしているのはとってもいい感じ!

ディテールに関してはまだまだツッコミ入れたいのですが、それもコンセプトに対する期待の裏返しなんだと思います。いざ使ってみたら、私のモットーの一つでもある「テクノロジー万歳」になるかも。さらに使いやすく進化して商品化されるといいなあ。

ホワイトボード周りではこんなアイデアもありました。ファシリテーション文具は、まだまだ進化の余地ありですね。

当たり前を更新する、文具のデザイン
このプロジェクトは、文具の作り手であるコクヨが、使い手でもあるデザイナーやエンジニアの皆さんと一緒に「当たり前を革新する文具」を創りあげるものです。これまではメーカー(作り手)とユーザー(使い手)は交流に乏しく、作り手が作ったものを使い手は購入して使うだけ、という一方通行の生産-消費プロセスでした。これからは使い手であ...

お部屋に固定式かな?「イライラしない〜」と同じようなお困り感から生まれたアイデアっぽいですね。これをホワイトボードにくっつけておけば常にお片付けができていそうです(マーカーを机の上に放置していく奴、出てこい)。もともとのキャップを外して装着するので、気密性が気になるかな。

当たり前を更新する、文具のデザイン
このプロジェクトは、文具の作り手であるコクヨが、使い手でもあるデザイナーやエンジニアの皆さんと一緒に「当たり前を革新する文具」を創りあげるものです。これまではメーカー(作り手)とユーザー(使い手)は交流に乏しく、作り手が作ったものを使い手は購入して使うだけ、という一方通行の生産-消費プロセスでした。これからは使い手であ...

これは中綿式が必須かな。筆記時はペン先が上を向いていることが多いので、直液式の場合はインクが充分あってもペン先へのインク供給が止まってかすれちゃうかも。こんな過去記事あります。

マーカーは会場に合わせて選ぶ:パイロット・ボードマスター極太の威力
300名以上を収容できる非常に大きな会場でグラフィック用のホワイトボードを用意していただきましたが、こんな大きな会場では字なんか絶対見えない。 とはいえ、書くからには少しでも見やすくしたい。悪あがきとして、極太のホワイトボードマーカーを用意していきました。

「ずっと書き続けるためにこのデザイン」ということなので、特にインク供給の条件はシビアでしょうね。赤青鉛筆みたいに両端にペン先をつけてくるくる回して書けば、直液式でもいけるかな?

なお、私はプロダクトデザインの知識はまったくなく、このブログの見解はあくまでヘビーユーザーとしての経験から書かれているものです。文具界の技術はすごいので(テクノロジー&アートの集合体だと思う)、他にも何かいい方法があるかもよ!

これまでもときどき言及している「中綿式」と「直液式」についてはこのサイトが詳しいです。さすが業界団体。

マーキングペンのしくみについて

ホワイトボードマーカーの特性も必読。

ホワイトボードマーカーのページ
この項目は、2016年3月12日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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