イライラしないホワイトボードマーカー:もしかして私も3Dプリンターに走るのか?

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こんなものを試作された方がいらっしゃいます。イライラしないホワイトボードマーカーですって。

イライラしないホワイトボードマーカー
ホワイトボードマーカーによくある“イライラがない”ホワイトボードマーカー 複数のマーカーが一体化しているため、 1 いつでも整理された状態なので、すぐに手にとって使える(整理不要) 2 インク残量が一目で分かるので、書けるペンがすぐに分かる(試し書き不要) 3 取っ手があるので、持ち運びや収納が楽です(ケー...

実際に3Dプリンターで試作品を作られたようですよ。すごいね。
私の愛用品「パイロット・ボードマスター中字平芯」対応で試作されているところを見ても、実際にファシリテーターとしてお困りで、それを解決しようと作成した実用品の香りむんむんです。素敵。

インク残量センサーは大げさかなとか、横並びではペンの抜き差しで隣のペン軸を汚しそう(気になるタイプ)とか、そもそも結構な重量になりそうで、ペンの取り出し時に手首のスナップが必要になりそうな今の形状はしんどそうとか、個人的に「今のまま、あるいは踏襲」だったらそれほど欲しくないかな……という感想ですが、「ファシリテーター目線」「ワークショップ目線」の文具デザインがメーカーの目に触れようとしているのはとってもいい感じ!

ディテールに関してはまだまだツッコミ入れたいのですが、それもコンセプトに対する期待の裏返しなんだと思います。いざ使ってみたら、私のモットーの一つでもある「テクノロジー万歳」になるかも。さらに使いやすく進化して商品化されるといいなあ。

ホワイトボード周りではこんなアイデアもありました。ファシリテーション文具は、まだまだ進化の余地ありですね。

マーカーでの色分けがとっても楽になる便利なホルダー
ちょっと緩めのキャップが逆さまに連なったホルダーですが、ホワイトボードに書く(描く)際、スムーズな色分けをサポートしてくれます。

お部屋に固定式かな?「イライラしない〜」と同じようなお困り感から生まれたアイデアっぽいですね。これをホワイトボードにくっつけておけば常にお片付けができていそうです(マーカーを机の上に放置していく奴、出てこい)。もともとのキャップを外して装着するので、気密性が気になるかな。

ペン先が2色のホワイトボードマーカー
この文房具は、ありそうでなかった新しいホワイトボードマーカーです。従来の製品では、色を変更する時はペンを持ち替えてキャップを取り外すなどの必要がありましたが、この新しいホワイトボードマーカーは、一度キャップを外して筆記を始めれば、そんな手間が必要なく、会議や授業などの流れを止めることがありません。

これは中綿式が必須かな。筆記時はペン先が上を向いていることが多いので、直液式の場合はインクが充分あってもペン先へのインク供給が止まってかすれちゃうかも。こんな過去記事あります。

マーカーは会場に合わせて選ぶ:パイロット・ボードマスター極太の威力
300名以上を収容できる非常に大きな会場でグラフィック用のホワイトボードを用意していただきましたが、こんな大きな会場では字なんか絶対見えない。 とはいえ、書くからには少しでも見やすくしたい。悪あがきとして、極太のホワイトボードマーカーを用意していきました。

「ずっと書き続けるためにこのデザイン」ということなので、特にインク供給の条件はシビアでしょうね。赤青鉛筆みたいに両端にペン先をつけてくるくる回して書けば、直液式でもいけるかな?

なお、私はプロダクトデザインの知識はまったくなく、このブログの見解はあくまでヘビーユーザーとしての経験から書かれているものです。文具界の技術はすごいので(テクノロジー&アートの集合体だと思う)、他にも何かいい方法があるかもよ!

これまでもときどき言及している「中綿式」と「直液式」についてはこのサイトが詳しいです。さすが業界団体。

マーキングペンのしくみについて

ホワイトボードマーカーの特性も必読。

ホワイトボードマーカーのページ
この項目は、2016年3月12日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。