ファシリテーショングラフィックのセミナーなどに行くと必ずといっていいほど強調されるのが「プロッキーは太い方で書く」ということです。
当ブログでもしつこく「太い方! 平芯!」と繰り返しています。なぜ太い方で書くのかというと、遠くからでも見えやすいからです。逆に、細い方で書いた字はある程度人数がいて大きなスペースになると、グループ内で見えないんですよ……ということに過ぎないのですが。
太い方太い方と思い詰め、ついにはこんなことをつぶやく始末。
参加者に配るプロッキーは細字のほうのキャップを糊付けして開かないようにしてしまえって思うよね
— namiyumi (@namiyumi) 2018年2月14日
(過激だがまあまあふぁぼが付いています)
あまりに思い詰めていたせいか、こんなプロッキーを某所にて発見しました。
品番PM-126。どうやら以前のタイプのようです。
特徴はなんと「平芯オンリー」だということです。 細字のほうのキャップをを糊付けする必要がありません!
某所にあるのは使いかけなのでペン先がつぶれちゃっているのですが……
現行品のプロッキーのほうが少し字幅が太いですね。角度もいろいろ工夫されていて、進化のあとが見えます。
平芯だけのPM-126はファシリテーション的にはとても魅力。軸もやや太めで持ちやすいです(NeulandのNo.Oneは細くて、長時間使うと少し疲れる)。実はヨーロッパやオセアニアなどではこのPM-126は現役で売られているようです。
ドイツ
UK
フランス
オーストラリア
平芯と丸芯が別の製品として売られているのですね。どの色も軸が黒なので、とっさに見分けにくいようにも思いますが……。ぜひ日本でも売って欲しいです。ワークショップ参加者用にはこれを配りたい。細字禁止。これでインクの詰め替えができたら最高じゃないですか。