ワークショップ、参加者ひとりひとりに渡すマーカーは何がいいのか問題

個人に配るマーカー 03_ファシリテーション文具案内

ワークショップで参加者一人に一本ペンを配ることがあります。私が関わる場合はたいてい大きな非営利のイベントで、一人一本配るべきだけれども予算も厳しくできるだけお安いものを……というパターンがほとんど。ほんとうはプロッキーをお配りできればいいのですが、お財布事情でそうも行かないのです。
そこで候補に挙がってくるのは「ぺんてるサインペン」か「ラッションペン」。今日はこの日本が誇る定番水性マーカーたちをご紹介しようと思います。

ぺんてる「サインペン」

定価は税抜き100円。実売価格は70〜80円くらいが多いでしょうか。
ペン先を少し寝かし気味に使うと、当たりが柔らかくて表情のある線が書けますね。

ぺんてるサインペン

寺西化学工業「ラッションペン」

こちらは定価が税抜き70円。実売価格は50円前後のことが多いと思います。お値段が安くてよいのですが、ちょっと字幅が細いように思います。書き味はカリカリ気味です。

ラッションペン

どちらもインクがすぐ乾いてくっきり書ける優れものです。

プロッキー、サインペン、ラッションペン書き比べ
プロッキー、サインペン、ラッションペン書き比べ

ポスト・イットに書く場合、いかにキーワードだけ書いてもらえる字幅(=適度な太さ)になるかが筆記具に求める機能です。その点ではぺんてるサインペンもラッションペンも少し細すぎるように思います。どうしても、文章をつらつら書けてしまいます。
しかし、それ以上に一人一人がペンを持って自分のペースで気兼ねなく書ける状況を作ることも大切です。ワークの充実とご予算とを天秤にかけて、バランスがよいのはやはりこの二品かなあと思うのです。

とはいえ、個人持ちのポスト・イット用マーカーはもう少し改良の余地があるかもしれませんね。まだまだファシリテーション文具は発展の途中です。

この項目は、2017年4月19日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。