たいそうなタイトルをつけましたが、単なる海外お買い物情報です。
マレーシア(クアラルンプール)に行く機会があり、当然のように文具店パトロールをしてきました。マレーシアでは日本メーカーの文具が多く売られており、おなじみのものがたくさん並んでいます。しかし扱われているのはほとんどがグローバルモデルで、ちょっと見慣れないものもあるのです。日本国内モデルにラベルを貼ってそのまま売ることが多い台湾とはちょっと事情が異なる感じ。
たとえば、以前少し触れましたが、シヤチハタの「アートライン」。これは国内モデルとグローバルモデルが全く異なります。色も日本ではラインナップされていない紫やピンクがあって、カラフルなんですよね。

こちらはSuria KLCCの紀伊國屋書店で購入
国内モデルはこちらで記事にしています。

そして、みなさんにぜひお伝えしなければならないのはパイロット「ボードマスター」のグローバルモデルです。
こちらが本体。日本国内とまったく同じで、ラベルなどが異なるだけです。
そして、なんと、バイオレット(紫)が売られています。
国内ではバイオレット、ないのに……。

パイロットマレーシアのサイトでは、インクカラーは6色となっていますね。平芯(Chisel)もあるようですが、店頭では見かけませんでした。

とても気になったので、パイロットコーポレーションのお客様相談室に「バイオレットはどこの国で売っていますか?」と問い合わせてみました。
そして、超迅速にお答えくださった内容がこちら。
インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、中国、香港、イラン、南アフリカ、チリ、などに出荷実績があります。(欧米にはほとんど出ていないようです)
なお弊社ではお客様の輸出入に関するサポートはできません。
とのこと。東南アジアが狙い目のようですね。発色もボードマスターらしく、くっきりはっきりしていてとても見やすいので紫のバラを描きたい方はぜひ(しつこい)。
そしてマレーシア、なんとボードマスターのカートリッジをダース売りしています
日本人観光客もよく訪れるブキッ・ビンタンのおしゃれショッピングモール・PavilionのTimes Bookstoresで購入しました。鼎泰豐と同じフロア(Level6)にありますよ。
すぐ隣のArt Friend(画友)というお店や、nu sentralの本屋さんでもボードマスターが売られていました。
カートリッジがダース売りとは、マレーシアの人はそんなにホワイトボードに書きまくるのでしょうか(お友達になりたい)。お値段は12本入りで22MYR。このとき1MYR=26.5JPYくらいのレートだったので1本48円前後! お得ですので、ついでのあるボードマスターヘビーユーザーの方はぜひどうぞ。
なお、パイロットのお客様相談室から「国内モデルと海外モデルは同じ製品。保証はしないが、本体とカートリッジを組み合わせて使っても問題ないはず」との回答もいただいています。自己責任にはなりますが、レッツトライ。ファシリテーター仲間へのお土産にもよいかと(?)。