いわゆるスケッチノートに向いた主線用のペンは何か、という話題です。
A3用紙でのグラフィックレコーディングで使用したペンの話を先日書きました。

その際ご紹介したのはこの二つ。
三菱鉛筆・プロッキー細字+太字 の細い方
パイロット レタリングペン(3)

CIVIC TECH FORUM2016の時点では「ペン軸の首部分と手が半端なく汚れるものの、平芯で表情がつくレタリングペンがよい」と結論づけていました。
しかし、その後もっとよいマーカーを発見しました。
その名も「ステッドラー ピグメントライナー(斧型)」。

斧型!
ピグメントライナーはいわゆるミリペンの類いで、ピグマやコピックマルチライナーなどと同じような位置づけの商品です。一般的なミリペンは丸芯と筆ペンだけがラインナップされていることが多いですが、このピグメントライナーには平芯が用意されているのです。
しかも、先端が斜めに切ってあるのは非常に珍しい。一般的に、平芯はカリグラフィ用の位置づけなので先端はまっすぐなことがほとんどなのです。パイロットのレタリングペンもまっすぐですね。
この、斜めのペン先がとっても使いやすいのです。線に表情が付くし、スピーディに線幅を変えて文字が書けるし。ペン先はわりと堅めで、ミリペンにありがちな「筆圧かけたら割れちゃうんじゃないの?」という不安感も少ないです。
頻繁にキャップの抜き差ししても軸や手が汚れないし、ホントに優秀。色をつけた感じも、写真で見てやってくださいね。
仕事でも愛用しています。これはセブンイレブンのメモパッドに書きました(再現)。
しかし、なぜ「斧型」っていうネーミングなんでしょうね……英語では「カリグラフィ」と書いてあったのに……? ブランドシンボルマークの軍神マルスに合わせてるんでしょうか(合わせてないと思う)。
正式には「0.3-2.0」っていう字幅らしい。キャップには「斧型」の絵が描かれています。
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