あなたはホワイトボードマーカーのキャップをペン軸の後ろにさす派? ささない派?

ぺんてるノックル ボードにフィット 03_ファシリテーション文具案内

ちょっとした事情で最近、ぺんてるのホワイトボードマーカー『ノックル ボードにフィット』の写真をしげしげ眺める機会が多かったのです。この写真、なんか違和感があるなあと思い続けていたのですが、あるときふと気がつきました。

利用時の写真、キャップがペン軸の後ろ(おしり)にささっている……!
リンク先の、こんな感じ……!

ノックル ボードにフィット | ぺんてる株式会社
ボールペン、シャープペン、くれよん、絵の具、マーカー、修正具などの文具メーカーぺんてる株式会社。商品情報やおすすめ情報を提供しています。

ノックルの特徴はペン軸の後ろをノックしてインクを補給することですが、私はかねがねこのノックボタンが押しにくいと感じていて、インク補給機構をあまり評価していなかったのです。しかし、この写真を見るとメーカーではキャップをペン軸につけておく前提にされていたのですね。私はホワイトボードマーカーのキャップを利き手と反対(つまり左)に持っておく派。そりゃあ使いにくいわ……ボタンをそのまま押す設定じゃないんだもの……。ホワイトボードのイラストは、そのことに気づいた時の私の気持ちです。

ぺんてるノックル ボードにフィット

目から鱗がぽろりぽろりと落ちた気づきだったのですが、次に「そもそもホワイトボードのキャップって書く時軸につけておくものなの?」という疑問が湧きました。
だって、ホワイトボードマーカーって使うとき、何本も左手に持ってるじゃないか。いちいちペンに差すのってめんどうじゃないか。

ホワイトボードマーカーの持ち方

と言ってこの写真の持ち方を家族に見せたら「そんな持ち方見たことない」と反論されました。家族は何か書いたらその都度ボードのトレイに戻すのだそうです。ファシグラ度が高くない人はそんな感じなのでしょうか。それでもやはり、キャップをペンの後ろにつける習慣はないとのことでした。

ほーらやっぱりキャップは手で持っておくものじゃん! とドヤ顔になりかけましたが、サンプル2では説得力がありません。念のためFacebookで友人たちに聞いてみることにしました。問いを投げかけてから半日くらいの結果です。

  • 差す:5名
  • 差さない:7名
  • 長時間書く時は差すが、頻度は高くない:1名

サンプル13ですが、両派拮抗している感じでしょうか。

差す派の理由は「キャップをなくすといけないから」が多数派。差さない派は「つけても落っこちる!」という理由で、どっちにしてもキャップはなくなる運命にあるのでしょうか。たしかにパイロットの「ボードマスター」はキャップを差してもあまり安定しません。

この結果、キャップがなくならないホワイトボードマーカーが求められているように思います。となると、またまたぺんてるさんの出番です。

以前の「ボードにフィット」レビューはこちら。しばらく使ってみて、書き味はとても気に入りました。

「ぺんてるノックル ボードにフィット」筆ペンっぽいホワイトボードマーカー
ふだんは平芯派ですが、筆ペンのようなホワイトボードマーカーが発売されたと聞いてさっそく入手してみました。もしかしたら、ホワイトボードが苦手な人の救世主になるかもしれません。

【4/26追記】
その後2名、「差さない派」が増えました。

  • 差す:5名
  • 差さない:9名
  • 長時間書く時は差すが、頻度は高くない:1名

観点は「キャップをなくしそう」と「書くときのバランスの問題」に大別されました。どちらの観点でも「〜だから差す/差さない」と、同じ観点なのに行動が分かれるという面白い結果になりました。

この項目は、2017年4月23日に旧ブログで公開した記事に加筆修正したものです。
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