前回の記事に引き続き、書籍『描いて場をつくるグラフィック・レコーディング』に私が寄稿させていただいた内容の「文具案内的補足」を書きたいと思います。今回は事例2「システム構築相談」で使ったツールのご案内です。
前回の記事はこちらです。
ホワイトボードの現場〜「書く」文化に上積みする
事例2「システム構築相談」ではホワイトボード、ノート型ホワイトボード、ホワイトボードマーカーを使いました。
ホワイトボードは会議室備え付けのもの、「ノート型ホワイトボード」はバタフライボード、ホワイトボードマーカーはボードマスターの中字平芯です。
こちらの現場はすべての会議室にホワイトボード&プロジェクター完備(今はモニター)、さらに会議室以外にもホワイトボードやイーゼルパッドがそこかしこに置いてあります。また、各フロアの事務用品置き場にはいつもちゃんと書けるマーカーが補充されており、インク切れに気づいたらちょっと行って取ってくればよいだけです。私がMyホワイトボードマーカーを持っているのは、それは単なる好みの問題。
つまり、事例1の現場とは対照的にこちらは「何か書くのが当たり前」。手書きが好みでない人もPCのメモを投影しながら話すのが当たり前。
そんな恵まれた環境で目指すのは、当たり前のことを当たり前にすることなのかなと思います。
この事例ではバタフライボードがある意味飛び道具ではありますが、これは別に狙っていたものではなくて、特に会議室を取らずにデスクやカフェテリアスペースで聞き取りをするために持っていただけです。ふだんから持ち歩いて使っていたから、貼って動かしてみようかな〜なんて発想につながったのかもしれません。あと、ホワイトボードにあんまり付箋貼りたくないですよね(糊が残る……)。
道具のご紹介
ノート型ホワイトボード「バタフライボード」
ホワイトボードマーカーはお好みでどうぞ。
私はボードマスター中字平芯を持ち歩き用にしていますが、用途によっていろいろ使い分けてもいます。
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バタフライボードについて
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ホワイトボードマーカーについての記事はたくさんあります。カテゴリー「ホワイトボード用品」からもどうぞ。
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『描いて場をつくるグラフィック・レコーディング』について