連休を利用して台湾に旅行してきました。
台湾大好きで何度か訪れているのですが、いつも感じるのが文具の充実っぷり。日本製の文具が人気ですし、台湾製もバリエーション豊か。
誠品書店 信義店ではトラベラーズノートのポップアップショップが。ほぼ日本。
また、グローバルブランドでも日本での展開があまりされていない商品に出会えるのがアジア圏での楽しみだったりします。
というわけで、今回は台湾でファシリテーション文具を探してきました。
背景:台湾のファシリテーション事情?
台湾とのお仕事の経験が全くないので、憶測ですが…
アメリカに留学する方が結構多いようなので、ファシリテーションスキルを使ってビジネスを進めることはよくあるんじゃないかなあと思っています。
ちなみに日経BPのファシリテーション本は数冊簡体中文に訳されていて、台湾でも売られています。『ファシリテーション・グラフィック』も中国語版があるんですよ(簡体字版なせいか、書店では扱ってませんでした。立ち読みしたかったのにー)。

プロッキー的なものがない!
ところが、旅行期間中(まあそんなに気合を入れて探してないけど)一回も「プロッキー的なもの」を見かけませんでした……!
水性顔料マーカーといえば、ポスカ的な不透明のものばかり(POPマーカーと言います)。あとはことごとく油性マーカーばかり。
一応、「紙用マッキー」は展開されているようなのですが、細字+極細だけしかない様子。
「水拭きで消せるマッキー」は太字も売っているのですが。
一応、台湾三菱鉛筆のサイトではプロッキーがラインナップされているのですが……。
でもこのプロッキー、日本のものとはだいぶ違いますね。
台湾のファシリテーショングラフィック事情はどうなんだろう?
その他も透明水性顔料マーカーは見当たらず。カラーペンといえば子供用とおぼしきデザインのものしか見かけなかったのです。台湾には紙にファシリテーショングラフィックするような習慣はあまりないのかな……。確かに、グラフィックレコーディング画像を探してみても、明らかに台湾で描かれたものはほとんど見つけられなくて、やっと見つけた画像はホワイトボードに書かれていたりして。
確かに繁体字書くのはたいへんそうですよね。話すスピードは速いわ、画数多いわ。台湾のファシリテーターは漢字を書ききれなかったらどうやってごまかしてるのかなあ。注音かな、簡体字かな。
そんな、なんとなく不完全燃焼な「麥克筆系列(マーカーペンシリーズ)」ですが、その後テレビでこんなのを見て、やっぱり台湾はテクノロジーの国だからデジタル? とか思ったりして。
さて実態はいかに。
最近(2018年)は台湾でもグラフィックレコーディングが普及してきたようです。