台湾でファシリテーション文具を探す旅。前回は「ファシリテーショングラフィック向きの水性顔料マーカーが店頭にない!」ことについて書きました。

反面、ホワイトボードマーカーはなかなか充実していたように思います。今日は「白板筆系列」、ホワイトボードマーカーについて書きます。
日本メーカー強し
多くの店頭でぱっと目を引いたのは、なんと言ってもパイロットのボードマスターでした。下記はパイロット台湾事業所のサイトです。

続いてサクラクレパスをよく見かけました。日本のメーカー強いです。
サクラクレパスの製品は「白板マーカー」のような金属軸のもの。軸にシールを貼っているだけじゃなくて、ちゃんと現地仕様の商品になっていました。
ご参考:サクラ白板マーカー

台湾の会社では総合筆記具&画材メーカー「雄獅鉛筆」のブランド、SIMBALIONをよく見かけました。
下のリンク先のような商品がよく売られていた気がします。「環保」とは「エコ」のことです。
それから、中国製の「TOMATO」というのも発見。
カートリッジ式で、軸のデザインがボードマスターそっくりさん。
ボードマスターが38元なのに対し、こちらは25元で売られていました。13元あれば安いキャンディくらい買えちゃう。ちょっとしたものです。インクの質は謎です。買ってないので写真もなしです。
ともかく、細めの字幅が中心ではありますが、ホワイトボードマーカーはかなり充実している印象でした。
ペン先問題
ところで、今回店頭で見かけたマーカーのペン先はすべて丸芯でした。
台湾ではボードマスターは丸芯しかラインナップされていないんですよね。SIMBALIONも極太以外はすべて丸芯だし、どうやら平芯は分が悪そう。
やっぱり繁体字は丸芯のほうが書きやすいんでしょうか。細字メインだしね。
ステッドラーのホワイトボードマーカーは台湾でも平芯が売られているようですが、お店では見かけられず。写真は丸芯です。
今回メインで調査したお店はこちら、金興発生活百貨。中山地区では定番のなんでもショップです。
(ただし、ステッドラーは置いていません)
ステッドラーのマーカーは丸芯を全色購入してきましたので、別記事でレビューします。