台湾ファシリテーション文具探訪シリーズも最後となります。
今回は、懐かしい雰囲気の文具&本屋さんでちょっと珍しいホワイトボードマーカーを発見した話。
それはステッドラーのホワイトボードマーカー! 初めて見かけたので日本未発売かと思ったのですが、実はちゃんと売ってました。店頭で見たことないなあ……。
台湾では、ステッドラーは「施德樓」と書きます。軸に製品表示シールをぐるっと巻き付けてあるので、ほぼ台湾製造に見えますが、ドイツ製です。
平芯もラインナップされているようですが、店頭にあったのは丸芯だけ。やっぱり画数の多い繁体字を書くには、丸芯のほうがいいのでしょうか。
ペン先は↑こんな形。芯の形はキャップの先端に表示されていて、とてもわかりやすいです。
ピグメントライナーもキャップはこんなデザインでしたね。

特筆すべきは、なんと6色も展開されていること。
黒・赤・青・緑・オレンジに加え、紫色もあるのです!
これで「ホワイトボードdeガラスの仮面」も大丈夫(誰が書くんだ)。
発色がやや薄くて、ちょっとストレスなのですが……紫色には換えられない。たのしいファシリテーションのときに使ってみようかなあと思います。
ところで、このステッドラーは大きな文具店には置いておらず、たまたま立ち寄った小さなお店で発見しました。昭和時代には日本でもよく見かけた、少しだけ本や雑誌があって、文房具も売っているお店、みたいな雰囲気の「弘文圖書文具公司」。JTBプラザの入る建物の2Fにあり、雙連が最寄り駅ですが、中山駅からも歩いて行ける範囲です。とっても便利な場所に、レトロな文具屋さんが残っていました。文具の品揃えはなかなかでしたよ。
こんな紙の袋に入れてくれるところが懐かしい昭和世代。
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